目黒駅から徒歩3分 鍼灸専門治療院 伝統鍼灸寧心堂

伝統鍼灸 寧心堂

(TEL/FAX) 03-6277-0815 目黒駅下車徒歩3分[完全予約制][日曜休診]

acupuncture and moxibustion. “Neishindo”

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当院のご案内

東京都目黒駅東口にある鍼灸専門治療の寧心堂です。

当院では外来は全て院長による施術となります。
治療理論は中医学をベースとした本格的な東洋医学に準拠しております。
そこに、日本独自に発展した鍼灸技術をミックスし、日本人の体質に合った繊細でデリケートな治療を行っております。
治療スタイルは巷の鍼灸院とは少し異なり、やや特殊な施術法にて行われるため、よくこのサイトをお読みになられてからご来院して頂くことをお勧めいたします。
また、寝たきりの方や歩行困難な患者様に対し、健康保険を使って往診治療によるリハビリ、マッサージ、鍼灸治療も行っております。
鍼灸は人間のもつ自己治癒力を高めることで、皆様が考えておられる以上に様々な病気や不調に対して有効です。
「こんな症状がまさか鍼灸で治るはずがないだろう・・・」とお考えの方、「最近、体の調子が思わしくない」とお感じの方、どのような些細なことでも構いませんので、一度当院へご相談ください。

寧心堂 院長プロフィール

森岡 健介 Kensuke Morioka

・東京都小平市生まれ、品川区育ち。
・小学校から肥満防止のために嫌々通いだしたサッカーに徐々に楽しみを覚え、中学校時代には東京都選抜に選出、高校では東京都ベスト4となる。
・サッカーでの怪我を通して鍼灸と出会う。

キャリア

H13 都内、鍼灸接骨院「いぬい接骨院」に勤務。数年間、副院長職に就く。とりわけスポーツ選手(特に力士やレスリング)の治療や様々な疾患の治療に携わる。

H22 鍼灸専門治療院「東洋医学 伝統鍼灸 清明院」にて副院長兼、往診事業部長職に就く。重症疾患、難疾疾患、寝たきり患者様、等の治療に携わる。

H26 H26.11 「伝統鍼灸 寧心堂」開院

教員活動

H25 学校法人 素霊学園 東洋鍼灸専門学校にて非常勤講師 担当「東洋医学概論」

H27 学校法人 専門学校 首都医校にて非常勤講師 担当「臨床入門」「カンファレンス実習」「臨床鍼灸演習」「東洋医学概論」

学歴

H16 学校法人 花田学園 日本鍼灸理療専門学校 卒業

H24 学校法人 後藤学園 東京衛生学園専門学校 臨床教育専攻科 卒業

国家資格

  • 鍼師
  • 灸師
  • あん摩指圧マッサージ師

取得資格

  • 鍼灸マッサージ師養成学校教員免許

趣味

  • アウトドアで仲間と楽しい時間を過ごすこと / 釣り / スノボ / 水族館めぐり

座右の銘

  • 明日は明日の風が吹く

診療、治療における考え方

当院の施術は徹頭徹尾、東洋医学の考えに基づいて行われます。
東洋医学の診断は主に四診(望診・聞診・問診・切診)と言われるもので行われます。

望診(ぼうしん)
視覚による診断で、主に顔面や皮膚、各器官の色・ツヤ、舌の状態(舌診)、患者さん全体から直観的に感じ取る生命力の有無などを拾っていきます。
聞診(ぶんしん)
聴覚と嗅覚による診断で、主に声や呼吸、臭いの異常を拾っていきます。
問診(もんしん)
記載して頂いた問診表に則って、東洋医学的観点から詳細な情報を拾っていきます。
切診(せっしん)
触覚による診断で、主に触診により腹部(腹診)や背中(背候診)や脈(脈診)、経穴(ツボ)や経絡などに触れることによりお身体の異常を拾っていきます。

寧心堂の治療の6つの特徴

徹頭徹尾、東洋医学の理論に基づく診断・治療

東洋医学は摩訶不思議なものでも、胡散臭いものでもなく、2500年前から体系化されたきちんとした理論があります。
当院の治療理論のベースとなる「中医学」とは、中国が国家を挙げて東洋医学の理論を体系化したもので、漢方医学の理論が主です。 この漢方の考え方を鍼灸理論に応用し、病気の根本原因をとらえ、診断・治療を進めていきます。

詳細な問診

東洋医学的分析に必要な情報を漏れなく拾うために初診時の問診に1~1.5時間ほどかけます。
「そんなに長く行う必要があるのか?」とお思いかもしれませんが、それぐらいかけないと緻密な分析を行うことができない、重要な作業となります。
時には一見、症状と関係のないようなことも聞かれることがあると思いますが、実はそれらが東洋医学的に有用な情報となり得ます。
また、この問診はご自身の身体と向き合って頂く貴重な時間でもあります。

ソフトなタッチによる触診

非常にソフトな触診により全身くまなく異常を探ります。
強い刺激に慣れていらっしゃる方は物足りなく感じるかもしれません。
しかし、東洋医学では体内の異常が体表に反映されるという考えが根本にあるため、体表面に現れたわずかな異常を繊細なタッチによりかみわけていきます。

病態の丁寧な説明

得た問診情報や触診情報からお身体の状態を極力、患者様に分かりやすい言葉で丁寧に説明することを心掛けております。
そうして、納得して頂いた段階で治療に入ります。(特に初診時)
また、ご不明な点が御座いましたら、お分かり頂けるまで誠心誠意ご説明させて頂きます。
東洋医学では心と身体が一体であると考えています。従って、 気持ち的に納得いかない、不安がある状態で治療を始めるのと、納得の上で治療を始めるのでは施術効果に雲泥の差が出てしまうこともあります。相互理解のもと、治療を開始できることが最善であると考えております。

症状の出ているところより病の本質へアプローチ

痛みやかゆみ、しびれなどの症状はいわば、体から発しているSOS信号のようなものです。しかし、その信号の大本となっている病気の根源は症状と同じ場所にあるとは限りません。(例えば心臓疾患の場合、肩や顎に痛みが出るのと同じです)。
寧心堂ではその病気の根源を突き止め、そこにダイレクトにアプローチできるツボを選別し、治療致します。
ですから、例えば頭痛の治療にいらっしゃっても、その根本を治すツボが足にあればそこに治療を施します。
症状のある部位(根本から発生した枝葉)より、「病気の本質」を治療することで症状の改善はもちろん、病気の再発を極力防止し、その先に潜む大病の芽を未然に摘むことが重要であると考えております。

治療に使用する鍼数は極少数

当院の施術は約8割が鍼による施術です。
治療の際、使用する鍼数は1~数本です。(多くても3本ほど)
従って、鍼が怖い方や、刺激に過敏な方や、お子様でも安心して受けて頂くことができます。
(乳幼児や、小さいお子様、どうしても鍼が怖いという方には刺さずに皮膚表面に当てるだけの鍼(接触鍼)での施術を行えるのも当院の特長です。)
鍼数をあえて少なくすることで、治療の意図や効果を明確に判断することができ、再現性を高めることが可能となります。
鍼数が増えるほど、どれがどの様に効いたのか判定しにくくなり、再現性に乏しくなります。
意図の不明確な鍼をたくさん打つより、緻密な分析によって導き出された少数の鍼の方が治療効果は高いのです。
少ない鍼数で確かな効果を実現します。