目黒駅から徒歩3分 鍼灸専門治療院 伝統鍼灸寧心堂

伝統鍼灸 寧心堂

(TEL/FAX) 03-6277-0815 目黒駅下車徒歩3分[完全予約制][日曜休診]

acupuncture and moxibustion. “Neishindo”

トップページ > よくある質問

よくある質問

鍼灸

Q1.鍼は痛くありませんか?

はい、基本的に痛みは感じません。
当院では繊細な日本人の体質に合った、髪の毛ほどの細さの鍼を浅く刺します。

また、痛みが出ないように鍼を刺入する訓練も日々欠かさず行い、患者様の負担とならないよう技術を磨いております。
さらに、使用する鍼の数は1~3本程なので、鍼が怖いとおっしゃられる患者様でも、安心して受けて頂いております。
ただ、まれに非常に痛みに敏感な方や、身体の状態が悪い方は若干の痛みが出る場合もございます。

そういった方やどうしても鍼が怖いという方、小さなお子様へは皮膚に直接刺さず先が鋭利でない鍼(古代鍼、打鍼、鍉鍼)での施術も可能です。
お気軽にご相談ください。

鍼灸

Q2.鍼で感染したりしませんか?

はい、その心配はございません。
当院で使用している鍼はすべてディスポーザブル鍼(エチレンオキサイドガス滅菌済み使い捨て鍼)を使用しております。
また、院内の清掃を怠らず、常に清潔で衛生的な環境を整えるよう心がけております。

鍼灸

Q3.使用する鍼ってどのようなものがあるのですか?

当院では皮膚に直接刺す鍼(毫鍼)と直接刺さない鍼を使い分けております。
◆直接刺す鍼(毫鍼=ごうしん)


使用する鍼は非常に細く柔軟で、最も使用頻度の高い鍼で0.18㎜、太くても0.24㎜程です。
従ってほとんどの場合、痛みなく刺入されます。
ちなみに髪の毛の太さは約0.1~0.15㎜ほどですから、ほぼ同等の太さくらいです。
「針」といって連想されがちな「注射針」では輸血用で約1.2㎜、採血用で約0.7㎜であり、硬い血管を破らなければならないため硬度も相当あります。
ですから、皆様が不快に感じるような痛みが出るのです。

◆直接刺さない鍼(打鍼、古代鍼、鍉鍼) 
乳幼児や刺激に敏感な方、極端に体力が低下している方などに使用します。

○打鍼=だしん


日本で独自に考案された腹部を中心に使用される鍼です。
鍼先は丸く、これを腹部に押し当て槌によりリズミカルに叩打しながら治療します。
コン、コン、コンと心地よい音と響きがあり、痛みは全くありません。

○古代鍼=こだいしん


古代中国の鍼を再現したものであり、皮膚に軽く接触させたり、かざすことで効果を発揮する鍼です。
接触といっても軽く触れさせるのみなので、これも全く痛みを感じません。

○鍉鍼=ていしん


主に乳幼児の施術で使用されます。
皮膚表面をこすったり、かざしたりして効果を発揮する鍼です。
お子様でこの施術に慣れてくると気持ちが良いため、自らやってほしいと来るほどまでになります。
もちろん痛みは全くありません。

鍼灸

Q4.直接刺さない鍼って効果があるのですか?

はい、効果があります。
特に刺激に過敏な方や体力が低下している方、小さいお子様などには刺さない鍼の方が大きな効果を生むことがあります。
東洋医学では気の流れは体表から数十㎝程離れたところまで流れており、それらが体表→体内まで循環していると考えます。
この体表に流れる気にアプローチし、体内に大きな変化を及ぼすことができるのが刺さない鍼なのです。
ですから、「刺すから効く」、「刺さないから効かない」ということではありません。

鍼灸

Q5.小さい子供や赤ちゃんにも鍼ってできるのですか?

はい、もちろんできます。

むしろ、あまりお薬を飲ませたくない、多用できないお子様たちほど鍼治療をお勧め致します。
寧心堂では多くのお子様がさまざまな不調により鍼治療にいらしております。
関東ではまだ聞き慣れないですが、関西では一般的に広く知られ「小児鍼(しょうにしん)」などと呼ばれております。
お子様たちは成長過程において、すさまじい自己治癒能力を備えております。 それを鍼治療により少し活性化させてあげるだけでほとんどの病気が良い方向に動き出します。



治療はQ3~4でご紹介した刺さない鍼にて行いますので、安心してお受け頂けます。

鍼灸

Q.鍼による出血はありますか?

基本的にはございません。
ただ、まれに血液が鬱血している部位やお身体の状態によっては、刺鍼後に内出血や点状の出血を見る場合もございます。
もしそのような場合でも通常、内出血(青アザ)は数日から2週間ほどで消失していきますのでご安心ください。
また、血が固まらない薬や血流を良くする薬などを常用されている方は、そのような状態になりやすいケースがございます。
該当する方は事前にお申し出ください。

鍼灸

Q.身体の奥深くまで鍼は刺しますか?

当院での治療においては、日本人の体質を考慮に入れ、ごく浅く(2㎜程)刺すことが9割以上です。
深く刺す場合もせいぜい1~2㎝程ですので、神経や臓器を傷付ける心配はございません。

鍼灸

Q.灸は熱くありませんか?

灸には大きく分けて直接皮膚にすえる灸と、間接的な熱による灸があります。 直接すえるものは多少の熱さは感じますが、その大きさは米粒の半分位~糸状のごく細い形状で行います。
従いまして、耐えられないような熱さではなく瞬間的に少し感じる程度です。 また、間接的な熱による灸は温灸と呼ばれ、筒のようなものから押し出してすえるものや塩や生姜などの上にもぐさを乗せすえる方法などがあります。
これは熱刺激が間接的になるため、ポカポカとした心地良い刺激となり、不快な熱さはほぼ感じません。

鍼灸

Q.痕は残りませんか?

直接すえる灸に関しては体質や病態によって多少残る場合がございます。
しかし、残るといっても小さなホクロ程度のもので時間とともに消失します。
また、すえる灸は非常に小さいものですのでご安心してお受けください。
どうしても、灸痕を残したくない方は遠慮なくご相談ください。

治療

Q.治療はどのような流れで行われますか?

治療の流れ、時間については「治療の流れ」をご参照ください。

治療

Q.鍼を多く打った方が効果があるのでは?

そんなことはございません。
緻密な分析によって選び抜かれたツボは少数でも大変大きな効果をもたらしてくれます。
逆に意図の不明瞭な鍼をたくさん打つことで刺激量過多になったり、身体が反応できなかったりします。
また、鍼数が少ない方が治療効果が明確になりますので、継続治療していく中での再現性が高くなるというメリットもあります。
繊細でちょうどいい塩梅の施術を心がけております。

治療

Q.治療間隔はどれくらいでしょうか?

お身体の状態によって人それぞれですが、多くの場合、治療が軌道に乗るまでは週に2~3回、その後症状が安定してくれば週に1回、2週に1回と治療間隔を延ばしていくケースがほとんどです。
また、遠方の方やどうしても金額面で折り合いのつかない方などはご相談ください。
(※こちらが提示する治療ペースの順守がどうしても難しい場合は、治癒に時間がかかることもございますが、ご了承ください。)

治療

Q.治療効果はどれくらいで現れますか?

病気の状態、年齢、生活環境などにより個人差があります。
1回の治療でその場でかなり楽になることもありますし、翌日や数日後に徐々に楽になることもあります。頑固なものに関しては数カ月かけて少しずつ緩解していくこともあります。
また、肩こりや腰痛だからすぐ効果が出る、内臓疾患や精神疾患だから効果が遅いとは考えておりません。
まずは、1度の治療ですぐに良し悪しを決断せず、根気よく「必ず病気を克服したい!!」というお気持ちを持って、じっくり治療を受けて頂くことをお勧め致します。

治療

Q.副作用はありますか?

基本的にございません。
患者様のご病気の状態、その日のお身体の状況を総合的に分析し、刺激量などが多くなりすぎないよう心がけております。
また、東洋医学では瞑眩(めんけん)と呼ばれる好転反応が出ることがございます。これは副作用とは異なり、身体が良い状態に変化する際に一過性に痛みや発熱、しびれ、ダルさ、眠気などが生じることがあります。多くの場合1~3日以内で治まり状態が上向いてまいりますのでご安心ください。
もし、瞑眩が強い場合はお気軽にご相談ください。然るべき処置を施し、きちんとフォローさせて頂きます。

治療

Q.治療前に注意すべきことはありますか?

以下の点にご注意ください。

・ご予約時間をお守りください。
・診断法の1つに「舌診」という舌の状態を観察する手法がありますので、コーヒーやアメ、果物など着色の強いものはおとりにならないでください。 ・飲食も2~3時間前までにはお済ませください。
・飲酒はお控えください。
・アクセサリーや指輪、ピアス、眼鏡、矯正下着などは治療直前にはお外しください。
・常備薬、常服薬がございましたらお持ちください。(お薬手帳でも構いません)

治療

Q.治療後に注意すべきことはありますか?

以下の点にご注意ください。

・なるべく安静にしてください。
・飲酒はなるべくお控えください。
・飲食は治療後1~2時間ほどお空けになり、軽めのあっさりしたものをお選びください。
・入浴はシャワーでしたら治療後2~3時間、風呂ですと3時間以上はお空けになりお入りください。

治療

Q.着替えは用意した方が良いのでしょうか?

その必要はございません。
当院で患者着をご用意させて頂きます。

治療

Q.妊娠中でも鍼灸ってできるのですか?

はい、もちろんです。 妊娠中はお身体に様々な変化や不調が起こりやすくなります。また服薬も極力避けた方が無難です。 そのような時期に鍼灸はまさにうってつけの治療です。 また、治療により母体が安定することで胎児にも良い影響が出ます。 ぜひ、赤ちゃんにとって居心地の良い状態を作ってあげてください。

治療

Q.生理中でも鍼灸ってできるのですか?

はい、問題ございません。
症状によっては月経周期も参考にし、 その時の体調に合わせた施術を行います。 月経期に、月経に伴う様々な不調を緩和させる目的で来院される方もいらっしゃいます。

治療

Q.西洋医学の治療と並行して鍼灸治療を受けても平気でしょうか?

はい、もちろんです。
無理にやめさせるようなことは致しません。
ただ、場合によっては鍼灸単独で治療をした方が効果が高いケースがございます。

その様な時はしっかりとした説明の上、患者様とお話し、双方にとって最善の方法を取るよう心掛けております。

治療

Q.鍼灸の適応疾患には何があるのでしょうか?

世間の多くの方が「鍼灸」と聞くと肩こり、腰痛、膝痛、神経痛の治療法というイメージなのではないでしょうか?
しかし、鍼灸は上記の疾患はもちろんのこと、その他、内科(消化器、循環器、内分泌、呼吸器など)、皮膚科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、婦人科、小児科、眼科、精神科などの疾患全般(外科と歯科以外)や薬での副作用を抑えるなんてものにも効果的です。
むしろ、こういった病状こそ鍼灸で治療すべきなのではないかと私は考えております。
鍼灸治療は、皆様が思っている以上に多くの疾患に対応できるのです。

治療

Q.鍼で肺に穴が開くことはあるのでしょうか?

解剖学の知識がなく、胸や背中にでたらめに鍼をすれば、 気胸(ききょう)になってしまいます。 気胸とは胸腔内に空気または気体の存在する状態をいいます。 直接、肺に穴が開くわけではありませんが、 胸腔内に空気が入ってしまうと肺が膨らまなくなり呼吸が苦しくなります。

国家資格をもつ鍼灸師であれば、気胸を防ぐ方法を必ず身につけています。 胸や背中に鍼を必要以上に深く刺さない限り、気胸になることはありません。
当院ではごく浅い刺鍼が中心ですので気胸の心配はございません。

治療

Q.鍼灸が合う人と合わない人がいるのですか?

ごく希な例外があるだけで、鍼灸は老若男女、誰にでも有効に作用します。
効果を感じにくいのは「施術が適切でない」もしくは、「症状が重い時」です。 患者さんには希望を抱いて頂きたいので、 なるべく、すぐに効果を感じる施術を心がけております。

治療

Q.美容鍼灸はやっていますか?

申し訳ございませんが、顔面に何本もの鍼を刺すような美容鍼灸はやっておりません。
当院では全身のバランスや循環、内臓の不調を取り除くことで肌や髪にツヤ・ハリがでると考えております。
ですから、当院の治療を受けて結果的に肌や髪がキレイになったとおっしゃられる患者様は多くいます。
本質的な「美容」をお求めの方は、ぜひご相談下さい。

治療

Q.痩せる鍼(痩鍼)はやっていますか?

申し訳ございませんが、痩鍼はやっておりません。
当院は、東洋医学的な診断・治療を目的としています。 食欲を無理になくさせて痩せさせるというような病気を 形成・助長させるお手伝いはできません。
鍼灸治療により新陳代謝が良くなり、その結果自然に痩せてきた、 あるいは逆に痩せすぎていた人が適度に太ってきた(健康的なった)というようなことでしたら実際ありますし、 それを試してみたいということであれば自信を持ってお勧めできます。

治療

Q.耳鍼はやっていますか?

申し訳ございませんが、耳鍼はやっておりません。
当院では東洋医学的な診断に基づき、全身のバランスの異常を重視致しております。
ですから、耳のみに診断・治療を求めることはございません。

手続き

Q.予約は必要ですか?

当院は完全予約制となっております。
初診や再診の場合はお電話にてお問い合わせください。
また、お問い合わせフォームにても受付ております。
⇒03-6277-0815
 info@neishindou.com

手続き

Q.料金はどれくらいでしょうか?

別項の「料金体系」をご参照ください。→コチラ

手続き

Q.健康保険は使えますか?

外来診療の場合、健康保険は取り扱っておりません。
実費でのご精算となります。

往診の場合、歩行困難な方に限り、健康保険での診療ができます。
詳細はコチラ

その他

Q.駐車場はありますか?

申し訳ござません、当院専用の駐車場はございません。
近隣にコインパーキングがございますので、お車でお越しの方はそちらをご利用ください。

ただ、近隣のパーキングは値段が高いので、タイムズ上大崎第6(リンク貼)もしくは白金台パーキング(高さ・幅などの制限事項有・リンク貼)をお勧め致します。

その他

Q.鍼・灸・あん摩指圧マッサージ師って資格が必要なのですか?

はい、国家資格が必要です。
鍼・灸・あん摩指圧マッサージ師になるためには専門学校で3年間、 あるいは大学の鍼灸学科で4年間、東洋医学はもちろん、 解剖学、生理学、病理学など、西洋医学的な科目についても勉強します。
その後、国家試験に合格すると「はり師」「きゅう師」 「あん摩指圧マッサージ師」の免許が国(厚生労働省)から与えられます。 はり師ときゅう師は一緒に扱われることが多いのですが、厳密には別々の資格です。