患者様の声


子宮内膜症による不妊、肩こり、腰痛、つわり、風邪など (渋谷区在住、30代 女性)

「産婦人科の先生から「本当に考えられない」と言われた位です。」
初めて診ていただいたのは毎日のように深夜まで働き、寝不足による慢性的な疲労やパソコンの使い過ぎによる頭痛、肩甲骨の張りに悩まされている時でした。
治療中から必ず深い眠りにつけ、起きた時には頭痛や肩甲骨の張りが軽減され、身体が軽くなったことに感動したことを今でも覚えています。
結婚、出産を機に一度治療から離れましたが、第二子をなかなか授かることができず苦しんでいた頃、不妊治療も可能という話を思い出し、再度治療を始めました。
元々20歳ごろから子宮内膜症と診断されていたのですが、自然に第一子を授かることができたのと、働いていた頃よりも生活は楽になったと感じていたため、正直治療を再開してもどうかなという気持ちもありました。
しかしながら、実際診て頂くと、目に見える症状はなくとも、ストレスや生活習慣の乱れなどが想像以上にひどい状態で、妊娠し辛い状態であることがわかりました。
主には下半身の冷えを取ってもらい、上下のバランスを整える治療を施してもらいましたが、冷えは自覚症状が全くなかったので、診断された時は本当に驚きました。
先生の治療は食生活や行動、睡眠量、ちょっとした体調の変化を見逃さず、症状が出た要因を多角的に検討、根本的な原因を突き止めるため、
一時しのぎではなく、長期的に見ても段々身体のバランスが整っていくのがわかり、不妊のような治療には特に向いているのではないかと思います。
また、鍼治療とは別に産婦人科で排卵誘発剤を飲んだり、タイミングをみてもらったりしていたのですが、何周期もうまくいかないとき、先生から「もっとリラックスして、人間の身体は精密機械じゃないんだから」とアドバイスされ、気持ちを切り替えたとき、第二子を授かることができました。
それも、産婦人科ではもうタイミングが遅いと言われていた周期でのことでした。
その後も周期計算的には育ちが悪く、産婦人科の先生はなぜ妊娠したのかわからないし、このまま流産すると思っていたようで、安定期に入ると本当に驚き、「考えられない」と言われた位です。
妊娠後は毎食後に嘔吐してしまうひどい悪阻に悩まされましたが、それも鍼治療を行うことで吐く回数が減ったり、気持ち悪い状態が短くなりました。
不妊治療や悪阻治療、妊娠後の体調管理に鍼治療は大変効果的であると、実感しております。
不妊でお悩みの方は西洋医学と並行してでも是非一度、森岡先生に診断して頂くことをオススメします。
西洋医学ではわからない要因が判明するかもしれません。
【寧心堂】から
とても丁寧に当時の状況を書いてくださりありがとうござます<(_ _)>
また、東洋医学のことを大変よく理解して頂いて、私の言いたいことの多くを患者様の実体験として語って頂けて大変嬉しいです。
さて、以前は「働き盛り」なんて言葉は男性に対して多くつかわれる言葉でしたが、近年は女性にも当てはまりますよね。
この方もまさにそのような方で、初診時お話を伺ったときは朝から深夜まで働きづめのような状態でした。
そして今回再診時には二人目不妊ということでナーバスになられておりました。
今や不妊は社会問題となっており、多くの方が悩み、辛い日々を過ごされております。
この方は、もともと子宮内膜症があり西洋医学的に妊娠は困難であると言われていましたが、
【肝鬱気滞(→鬱熱)≒腎虚】と分析し、気血の流れを良くしながら身体にこもった余分な熱を排泄し、疲れた肉体を回復させる治療を開始したところ、東洋医学的に身体を整えることで見事2人目を妊娠されました。
また、その後も流産予防や悪阻、足のむくみ、風邪など妊婦さんに起こるあらゆる問題を鍼灸治療で治療し無事出産に至りました。
出産の報告があった時には、自分のことのように嬉しかったですね。
この方もおっしゃるように体は「機械」ではありません。
ですから、機械的に西洋医学の不妊治療をしたところで、それをしっかり育てていく身体がきちんと整っていなければ無事妊娠・出産まで至らないことが多くあります。
東洋医学では「妊娠させる」ことよりも、「なぜ妊娠・発育させにくい体になっているのか」というより根本的なところに目を向けて治療するのです。
そうすることで、医師も「考えられない」というような効果が発揮されることがあります。
不妊で困っている方はぜひ一度ご相談下さい。
鍼灸という選択肢があります。