患者様の声


腰痛 (品川区在住 60代 男性)

「頭の1ヶ所に鍼を打つというちょっと考えられない治療でした」
テレビでやっていた体幹を強くするトレーニングをマネしていたら、腰を痛めてしまいました。
2・3日しても痛みが引かないので先生に診てもらったところ、頭の1ヶ所に鍼を打つというちょっと考えられない治療でした。
ところが、不思議なことに、その場で痛みは50%くらいになり、次の日にもう一度診てもらい、同じように頭に打つとすぐに痛みは80%は無くなりました。
経過が良かったので、少し様子を見ていたのですが、物を持って立ち上がった時に痛みが走り軽いギックリ腰になってしまいました。
その時は、足の甲に1ヶ所鍼を打つのでこれも不思議でした。
腰が痛いのに、腰に鍼を打つわけでない。
しかし、すぐ痛みが80%は軽くなったので、日常生活に気を付けながら暮らし、1週間後には残りの20%の痛みもなくなっていました。
先生の治療は不思議ですが、とてもよく効くことは確かです。
今後、体調に何かあった時にはすぐに先生にお願いしたいと思います。
【寧心堂】から
比較的多くの患者さんが感じておられるであろう感覚を表現して頂き、ありがとうございました<(_ _)>
腰が痛いのに腰に打つでもなく、肩が痛いのに肩に打つわけでもなく、腹が痛いのに腹に打つでもない。
皆さんが今まで培ってこられた、「西洋医学的身体のとらえ方」からすると、
「なんでじゃーーーー!!!」
となるのも無理はありません(笑)
なぜなら、東洋医学と西洋医学では身体のとらえ方、観方がまるっきり違うのです。
しかし、東洋医学はデタラメでも、胡散臭くも、摩訶不思議でもありません。
そこには3000年も前から完成された理論に基づく治療体系がきちんと構築されております。
この方が書いておられるように腰が痛いのに頭や足の甲に打つのも、それらの理論に基づき分析、診断した結果であり、私からすれば「当たり前」のことであります。
【肝鬱痹>湿痰、足太陽経気不利】と考え、精神的緊張をほぐし、血流を促す治療を開始したところ、腰の前屈がほぼできない状態から2診で改善されました。
腰痛は多くの人を悩ませている症状の1つですが、その根本原因をしっかり特定し、キチンと治療しておくことが最善です。