患者様の声


内側半月板損傷、肩こり、喘息、風邪 (高知県在住 60代 女性)

「あれだけ痛かった膝がほとんど痛みなしの状態でした」
3年前に突然膝に激痛が走り階段の上り降りもできない状態になりました。
病院での診断は「内側半月板損傷」でした。
週1回のペースで注射と痛み止め(ロキソニン)の服用に迫られていました。
半年後、東京に行った時 親戚の紹介で森岡先生と出会いました。
半信半疑の気持ちで生まれて初めて鍼灸治療を受けて、治療前、足を引きずって歩いていたのが、治療後はビックリ、スムーズに歩けたのです。
東京滞在は日数が限られています。
毎日治療して頂く事1週間。
最終日にはあれだけ痛かった膝がほとんど痛みなしの状態でした。
随分楽にしていただきました。
その後、不安ではありましたが病院のお世話にならずに仕事もでき1年無事に過ごす事ができました。
本当に感謝、感謝です。
完治はしていませんが、東京に行く度に治療を受けています。
最初に感じた激痛を思えば今穏やかに過ごす事ができております。
今後も先生の治療を続けていきたいと思っています。
宜しくお願い致します。
【寧心堂】から
高知から患者様の声ありがとうございます<(_ _)>
寧心堂にはこういった遠方からの患者様も多数いらっしゃいます。
本当にありがたいことです(>_<)
さて、この方は、繁忙期となると数カ月1度の休みもなしに、1日15時間ほど立ちっぱなしで農作業をされている方でした。
年齢的なことも考えるとかなりハードワークです。
それに加え、同僚の方から「歩き方がおかしい」と指摘され、不安になった・意識するようになった日から膝の痛みが発症しておりました。
「痛み」とは不思議なもので、「意識」することで感じていなかったものが顕在化することもあるのです。
この様な「心」と「痛み」の関連を重視し、研究に研究が重ねられているのが東洋医学であります。
まさに「心身一如」。
この方の場合【肝鬱気滞≧肝腎陰虚、足太陰経気不利】と分析し、治療したところ1診で半分以下、6診で消失しております。
その後高知へ帰られるまで継続治療し、仕事をしながらも初診時の様な激痛が発症せずに1年間無事に過ごせております。
現在でも1年に1度は2週間ほど東京へ滞在し、寧心度の治療に通って頂いております。
(今は持病である喘息の治療も併せてさせて頂いております)
週1度の注射に加え、毎日の痛み止め服用でも全く痛みが治まらなかった内側半月板損傷に、たった数回の鍼灸治療が効果を発揮しているのは、
膝の痛みを単に関節だけの不調と捉えずに、その方を取り巻く、
周辺状況、社会環境、生活習慣、心理的状況、元々の体質、気候・季節など、
あらゆる側面から総合的に身体への影響を分析し、治療を行っているからです。
膝が痛いから膝周辺に鍼を打つだけではなかなか治らないものが多くあります。
身体は複雑系ですから、それらを一つ一つひも解くように、治療も様々な角度から柔軟に、臨機応変に対応していけるのが東洋医学の強みでもあります。