患者様の声
偏頭痛、のぼせ (渋谷区在住 20代 男性)
その他の異常 筋肉・関節・神経の異常「先生と患者が一体になって病を治そうという良い関係ができていた気がします」
社会人3年目徐々に仕事が忙しくなってきた頃、頭痛が始まるようになりました。
数か月に一定期間続くようになり、いわゆる片頭痛のような状態と病院の先生に言われました。
その先生には、もし痛くなったら、病院に来るか、薬を飲んで対応するように言われましたが、事後的な対応で、そもそも間に合わないですし、本質的な改善には続かず悩んでいました。
そんな時に、森岡先生の話を聞いて、鍼治療を受けてみることにしました。
受けてみて知ったことは、なぜそういう頭痛になったのか、経緯や周りの環境・生活や、身体の変化など、時間をかけていろいろと聞かれました。
自分でも話すといろいろなことが整理されていなかったなぁと気づかされる時間でした。
先生からは体に余分な熱がこもってそれが片頭痛を引き起こしている原因だと説明をしてもらいました。
言われてみると確かに頭があつく、熱がこもっているような感覚も、お話している時に、確かに頭痛の時はそう感じると思いました。
その上で、治療をして頂き、治療当日から頭がスーッと気持ちよくなりました。
それから通院を繰り返していき、いつのまにか頭痛になることがなくなっていきました。
考えてみると、そういう事前のヒアリングを真摯にして頂いたことで、先生と患者が一体になって病を治そうという良い関係ができていた気がします。
そしてそれが、継続することにつながっていきました。
とても感謝しています。
【寧心堂】から
患者様の声ありがとうございます<(_ _)>
寧心堂の治療軸の1つである「問診」から信頼関係が築けたこと、嬉しく思います(^^)
この方は日頃かなりのハードワークをされている方です。
また、仕事上ミスの許されないプレッシャーのかかる日々を送っている状態で発症されました。
現代社会では朝早くから出勤し、終電間近まで残業というワークスタイルの方がかなりおられます。
ほぼプライベートな時間がないわけですから、それらに対して発散する時間、休息する時間、治療し体調を整える時間がほとんどないのです。
しかし、忙しさはこれらのことを冷静に判断する思考を奪います。
ですから、問診をじっくりすることで自身のライフスタイルのある意味「異常性」に気づくことが治療の出発点です。
ハードワークによる肉体的疲労と、日々のプレッシャー、運動不足により体内に発散できない熱がこもり異常をきたしたと考えました。
【肝火上炎>腎陰虚】と分析しストレスからくるのぼせを抑え、身体にこもった余分な熱を発散させるように治療したところ、治療直後から頭痛の軽減をみました。
その後、5診目には頭痛・のぼせ症状はほぼでなくなっております。
偏頭痛持ちの方は常備薬として鎮痛薬を持ち歩いている方がかなりいますが、その場しのぎの鎮痛をしても根本原因は治りません。
むしろ身体のSOS信号を無視すれば、積もり積もって大病につながることも東洋医学では大いに考えられます。
日々のハードワークは中々すぐには改善できないでしょうから、日頃から「時間を作って」体調を整えることが重要ですね。